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ネットワークカメラをAIカメラ化!「AIスーパーボックス」

AIスーパーボックスとは350万画素以上のネットワークカメラにAIを搭載し、「マスク・携帯電話・ヘルメット」のいずれかの検知を可能にする装置です。

通常のネットワークカメラがAIカメラへと進化し、「犯罪・事故を未然に防ぐ」ことや「監視する人の省人化」を可能にします。

 

既存のネットワークカメラでは、犯罪・事故は防げない!?

防犯や監視を目的に、小売店や工場で使われるネットワークカメラ。

遠隔地からでもスマホやPC、タブレットを用いて、カメラ映像を確認することができます。しかし、一見便利そうに見えるネットワークカメラには大きな問題があります。

それは「犯罪・事故の記録は出来ても、犯罪・事故を未然に防ぐことはできない」ということです。

例えば、銀行やATMコーナーには監視カメラが設置されています。何千何億というお金が管理される場所ですから当然のことですよね。

しかし、監視カメラがあっても、毎年銀行から多くのお金が盗まれていることをご存知でしょうか。しかも、年々盗まれる件数は増え続けています。

その理由は、オレオレ詐欺や還付金詐欺などの特殊犯罪が深刻な問題になっているからです。

  ※警視庁「令和2年における特殊詐欺認知検挙状況等について」

銀行強盗と違い、第三者視点から目につきにくい特殊犯罪は、監視カメラが設置されているだけでは防ぐことが出来ません。その場所に詐欺師本人がおらず、犯罪の現場を抑えることが難しいからです。

これでは、どれだけ監視カメラの映像を確認し、詐欺現場を特定できたとしても、詐欺師本人を捕まえることは難しいでしょう。

やはり、このような犯罪を未然に防ぐためには、被害者自身で気づくか誰かが直前に教える必要があります。

特殊詐欺の例のように、現状のネットワークカメラでは、記録は出来ても「未然に犯罪やアクシデントを防ぐことができない」という課題があります。

それでも常に監視カメラ映像を見ておけば良いという話なのですが、見る人を雇うにも人件費がかかりますし、人間ですから「少し目を離したすきに詐欺現場を見逃していた」なんて可能性もあり得ます。

では、不意に発生する犯罪・アクシデントをネットワークカメラで防ぐ方法などあるのでしょうか?

その方法として近年、防犯カメラからシフトしつつあるのが「AIカメラ」です。

 

AIカメラを導入するメリット

AIカメラを導入すると、

  • 犯罪・アクシデントを未然に防ぐことができる
  • 監視する人を省人化できる
  • 使い方次第でマーケティングに活用できる

といったメリットがあります。

AIカメラとはその名の通り、「AIアルゴリズムが搭載された高性能カメラ」のことを指します。

AIとは人工知能と言われている通り、人間の脳内で行うことをコンピュータの計算で再現し、学習することができます。それにより、人間の言葉を理解することや推測を立てることができます。

AIをカメラに搭載することで、特定の物や動作を検知し管理者に通知することや映像に映る物の温度や数量の計測もできるようになります。

それでは、先ほど例に挙げた銀行に設置される防犯カメラを「AIカメラ」に置き換えることができた場合、特殊詐欺を未然に防ぐことはできるのでしょうか。

AIカメラならそれができます。

例えば、特殊詐欺に遭う被害者は「ATMの前で電話をする」という特徴的な行動をとります。電話越しの詐欺師とやり取りを行いながらATMを操作している可能性があるからです。

AIに「ATMの前で電話している人は詐欺に遭っている」と学習させ、ATMコーナーにAIカメラを設置することで、詐欺現場をリアルタイムで特定します。その情報を銀行員や警備員に即座に通知することや被害者本人に警告することで詐欺を未然に防ぐことができます。

代表的な例として銀行を挙げましたが、AIに学習させる内容によって活用方法は様々で、無限大の可能性を秘めているのがAIカメラなのです。

AIカメラ導入における決定的な課題

AIカメラが魅力的なのは確かですが、実際に導入を検討する場合、考慮すべきは「導入コスト」です。正直なところ、業務用AIカメラはどれも値段が高く、導入に踏み切ることは簡単ではありません。

通常の防犯カメラとAIカメラの値段相場を比較してみました。

※大手通販サイトカタログより相場算出

上の表はあくまで相場ですが、AIカメラとなれば、AIの機能によってはさらに値段が上がります。さらにAIカメラの映像を分析するためには、AIカメラ専用のレコーダーが必要になります。

ある大手通販サイトのAIカメラカタログを見てみると、450万円もするレコーダーも見受けられます。

さらに、AIカメラを導入することは、防犯カメラを買い替えるということになり、これまで使用していた防犯カメラのコストが無駄になってしまいます。

もし既存の防犯カメラにAIを搭載することができれば、新たにAIカメラを購入する必要もなく、これまで使用していた防犯カメラも無駄にならずに済みます。

そこで登場するのがAIスーパーボックスです。

 

AIスーパーボックスとは?

AIスーパーボックスとは350万画素以上のネットワークカメラにAIを搭載し、「マスク・携帯電話・ヘルメット」のいずれかの検知を可能にする装置です。

既存のネットワークカメラに取り付けられるため、新たにAIカメラを購入する必要はありません。

 

1台で最大4台の防犯カメラをAI化!

AIスーパーボックス1台で最大4台のネットワークカメラをAI化することが可能です。AI機能は「ヘルメット・携帯電話・マスク」の検知です。

1つのネットワークカメラに取り込める機能は1つまでですが、4台のカメラには自由に機能を振り分けることができます。

例えば、「ヘルメット・ヘルメット・ヘルメット・マスク」「携帯電話・携帯電話・マスク・ヘルメット」など組み合わせは自由です。4台全て同じ機能にすることも可能です。

活用方法について

では、AIスーパーボックスで可能となる「マスク・携帯電話・ヘルメット」の検知にはどのような活用方法があるのか、簡単な具体例を紹介します。



マスクの検知

マスクの検知活用法と機能について紹介します。

 

「マスク付けて」とは言いにくい現状

コロナウィルス感染症拡大に伴って、マスクを「つける」「つけない」でトラブルが増加しています。「マスクをつけていない人がいる」という理由で警察に通報する人もいるほどです。

NHKの世論調査では87%もの人が、マスクをしていない人に対して「気になる」と回答しており、現代において外出時のマスクがいかに人の認識に刷り込まれているかが分かります。

 

マスクをしていない人を見かけたら…

※NHK 世論調査

その一方、マスクを付けていない人に対して直接「マスクを付けて」とは言いづらいという声もあります。

例えば飲食店では、気持ちよく飲んでいる人に対して、楽しい時間に水を差すのではないかという不安から、お店側から「小声で話して」「マスクを付けて会話して」とは注意しづらいという状況があります。

そのような状況で活躍するのがAIカメラです。AIカメラなら第3者視点からマスク着用を促すことができますし、当事者同士で口論やトラブルになることもありません。

他には密になりやすい場所に設置しても良いでしょう。

満員電車・エレベーター・サッカースタジアム・フェス会場などにAIカメラを設置し、マスクを外している人を検知し警告することで、感染症対策を行うことができます。

マスクの検知機能

マスクをしていない人を検知し、「マスクを付けてください」という音声を流すことによって、マスクの着用を促すことができます。

携帯電話の検知

携帯電話の検知活用方法と機能について紹介します。

特殊詐欺を未然に防ぐ

冒頭でも挙げましたが、携帯電話の検知が必要な活用方法として、振り込め詐欺等の特殊詐欺を未然に防ぐことができます。

振り込め詐欺に遭う人として、「ATMの前で電話をする」という特徴があります。

特にATMの操作が必要となるのが「還付金詐欺」です。市町村等の職員になりすまし、「還付金を返したい。今すぐ手続きをしないと無効になるのでATMへ」と言われ、ATMで言う通り操作すると、相手にお金を振り込む操作で騙し取られていたというケースがこの詐欺です。

令和2年の還付金詐欺被害総額は、24億9151万円にも及びます。

こうした被害を抑えるため、ATMコーナーの前で通話している人を検知し、管理者に通知することで銀行員が即座に対応でき、還付金詐欺をはじめとする特殊詐欺を未然に防ぐことができます。

携帯電話の検知機能

携帯電話そのものを検知するわけではなく、電話をする際に必要となる「電話を耳に当てる動き」を検知します。

単に携帯電話を取り出す動きや片手で操作している場合は検知することがないため、誤検知を防ぎ、より正確に詐欺現場を特定することができます。

さらに、検知した際「携帯電話の使用を控えてください」という音声が流れるので、銀行員や警備員がすぐに対応できない状況であっても、被害者に対して待ってもらえるように警告することもできます。

 

ヘルメットの検知

ヘルメットの検知活用方法と機能について紹介します。

世界的に見てもヘルメット着用率が低い日本

日本は世界的に見ても、スキー場でのヘルメット着用率が50%以上も低いことをご存知でしょうか?

日本のスキー場では、ファッションが優先され、ヘルメットを「かっこ悪い」と敬遠しているのか、ヘルメット着用率が極端に低いのです。

対して海外のスキー場ではヘルメット着用はほぼ必須で、カナダのスキー場では、ヘルメットがレンタルまたは販売されているほどです。

スキー場におけるカナダと日本のヘルメット着用率比較

参照:カナダスキー評議会、全国スキー安全対策協議会

頭を強く強打することで頸椎を損傷する可能性があり、衝撃が強く損傷が頸髄まで達することで体に障害が残ったり、生命に関わることもあります。

スキー教室に参加していた小学生の女の子と男性スキーヤーが衝突し、小学生の女の子は頭を強く打ち死亡、男性も頸椎を骨折する重傷を負ったという悲しい事故もあります。

もはや日本のスキー場におけるヘルメット着用率の低さは深刻な問題です。この問題は何年も指摘されていながらいまだに改善されていません。第三者視点からスキー場におけるヘルメット着用を促す必要があります。

そこでAIカメラを使い、ヘルメットを装着していない人を検知・警告することで、ヘルメットの着用を促すことができます。

例えば、スキー場のリフト入口では、お客さんのほとんどが整列して集まっており、AIカメラを設置する場所として適しています。

またリフト乗り場は、スキー初心者の方にとっては事故の起きやすい場所でもあります。お客さんが転倒した場合や機械が誤作動を起こした際、すぐに対応する目的として、AIカメラを設置するのもひとつの手でしょう。

ヘルメットの検知機能

ヘルメットを着用していない人を検知し、「ヘルメットを着用してください」という音声を流すことによってヘルメットの着用を促すことができます。

 

他の活用方法について

上記で挙げた活用方法はあくまで一例で、異なる現場や状況で活躍する可能性もあります。冒頭にあげた通り、AIの活用方法は無限大だからです。

上記以外の活用方法についても、現在検討中で「こんな活用方法があればどうだろう?」というアイディアが喉から手が出るほど欲しいというのが正直な所です。

 

終わりに

実は日本のAI化はそこまで進んでいません。情報処理推進機構(IPA)の公表する「AI白書」によれば、AIを実導入している企業はわずか4.2%にとどまっています。

これだけAIを導入する企業が少ないのは「AIの知識がない」「導入費用が高い」「導入効果が得られるか不安」という理由からAI導入までには踏み切れない企業が多いからです。

しかし、AIをうまく活用できれば、AIを導入できない企業より2歩も3歩もリードできることは間違いありません。AIがまだ普及していない日本で、AIを導入することは確かに勇気が必要です。

まずは我々と共に、AIの活用について一緒に考えてみませんか。

 

 

 

                       

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